
元は、福島県浪江町にて、伝統的工芸品、大堀相馬焼窯元の16代目として作陶しておりました。(創業は江戸・元禄年間の1700年)
平成23年に発生した東日本大震災に伴う原発事故により、移住を余儀なくされ、郡山を新天地と定め、屋号を「あさか野窯」とし、郡山に相応しい焼き物の名前として「あさか野焼」と名付け、郡山の新しい物産を創ることを目指して、新しい土地で作陶を再開しました。
郡山は、屋根瓦の産地でしたが、昨今の建築資材の需要の変化により、特殊瓦を除いて、現在は生産されなくなってしまいました。
この瓦用の土を用いて「やきもの」を作りました。郡山の土は、鉄分が多く、焼成すると、こげ茶色になり、白い陶器は出来上がりません。しかし、そのこげ茶の色合いと、粗目の土の手触りこそが、昔ながらの郡山の風土そのものだと思います。
郡山の土を使って、郡山で作ったやきものを是非お楽しみください。
※当窯では、褐色の郡山の粘土の他、他産地の白い粘土も使用して作陶しております。
主に地元郡山の陶土を使用し、必要に応じ他産地の陶土を使用して製作。
2018年からは、福島県内の他の伝統工芸品とコラボした、新しい工芸品の商品開発を行っています。
工芸品の産地の垣根を越えて、異業種、異素材の工芸品の組み合わせにより、新しいジャンルの工芸品を創造し、新しい美しさを生み出し、新しい需要を創出して行きたいと考え、各産地の職人さんとのコラボレーションや異業種の技術の導入を積極的に行っています。
主に首都圏地区百貨店、セレクトショップにおいて展示販売など。近年では、JETRO(日本貿易振興機構)のプログラムに参加し、販路を欧州、北米に取引先を開拓しています。海外の展示会では、2022年8月CIFF(デンマーク、コペンハーゲン)、2023~2025年2月 NY NOW(NY)、2023年9月~12月Showfields(Brooklyn,NY)に出展。
・主な取引先 華の湯(郡山市)、栄楽館(郡山市)、大川荘(会津若松市)、ギフトプラザ各店(本社 郡山市)、岩瀬書店冨久山店(郡山市)。
・主な海外取引先 : MR PORTER (英国) 、 SUGOROKU(マレーシア) など
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